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『若者の戦争と政治 20代50人に聞く実感、教育、アクション』
編 仕事文脈編集部
新書判変型・232ページ
装丁 髙坂彩乃
年表デザイン 小松洋子
編集 浪花朱音
定価 本体1700円+税
ISBN978-4-907053-72-7
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「社会や政治に無関心な若者」は、こうして生まれたー
1994〜2004年生まれ、20代50人に聞いた、戦争と政治。
むしろ「学ばなかったこと」のほうが印象深いかも(26歳)
「先生だから政治的意見は言えない」と、"中立"であることにこだわっていたのが印象的(23歳)
「慰安婦」の文字が教科書から消され、戦争における加害の歴史を学ばなかった。
性教育がバッシングされ、激しいジェンダーバックラッシュが起こった。
生きづらさを自己責任で丸め込まれ、「ゆとり」や「さとり」と後ろ指をさされる。
第2次安倍政権下で義務教育期を過ごしたかれらは、当時の政治や教育にどう影響され、何を感じてきたのか。生まれ育った1994-2024年の政治、教育、文化、社会の動きを年表で振り返るとともに、若者たちの声を聞く1冊。
戦争を起こさないようにするのは誰か。問われなければいけないのは政治だ。(寄稿 武田砂鉄)